先月の２１日にはS.ダルチザンの展示会の会場から渋谷駅に向かう途中で、思いがけない方に会ったと次の日のブログに書きましたね。この方は昔ドゥニームを作っていた（株）オリゾンティや（株）シンズ時代にお世話になった方でしたが、昨日はこれまた全く思いがけない方が突然にご来店でした。去年当店の創業４０周年記念のジーンズＡＶＥＮＵＥ－００５ＸＸを縫ってくれた沖縄のダブルボランチの國吉さんとジーンズの色落ちを楽しむサイトｄｅｎｉｍｂａを運営されている業界では有名な大澤さんのお二人でした。何のアポもありませんでしたが、トイレから戻って店に来て見ると見慣れない二人がいたんですよ。お客さんではないような感じだったのですが、第一声で「沖縄の國吉です。こちらはホームペイジを製作している大澤さんです」と言って、沖縄からわざわざ持ってきてくれたムラサキ芋タルトをお土産にくれたんです。國吉さんは年賀状で横顔を見たくらいですから、さすがに名乗られるまで分かりませんでしたね。しかし同じ穴のムジナとは言いませんが、ジーンズに関しての会話ですからこんなおじさんでも直ぐに仲間になってましたね。あっという間の約二時間でしたが、お二人は店内の写真を撮ったり、なかなか他のショップでは見られない商品の写真を撮ったり、その間に業界の昔話をしたりで楽しい時間が過ごせました。とりあえずお二人とも物凄い商品に驚いてたと言うか呆れておりましたが、帰り際に國吉さんが「今度沖縄でお会いしましょう」（実は今年の６月に沖縄へ行く予定だったのですが・・・）と言ってくれたので、是非アポ無しで実現したいと思っています。埼玉県にお住まいの大澤さんは「今度また友達と来ますよ」と言ってくれましたが、何時でも大歓迎です。最後に國吉さんが昔赤タブ付きのドゥニームを岡山で縫っていたと聞いてましたし、タバコを吸うのも聞いていたので、私からはドゥニームのボタン柄のジッポをプレゼントしておきました。ジッポが手に入ったからと言ってあまり使わないほうが良いとは思いますが、とりあえずお二人の突然のご来店は今年一番のサプライズになるかも知れません。

2015-11-01 18:27:30